盆栽と侘び寂び。
本日は題名の通り、盆栽デビューしたお話。
毎度のことながら後半お洋服熱が入りますが、あしからず。
ランチに行ったカフェのイベントで、盆栽を体験することに。
まずは鉢と苗を選ぶところから。
長方形、楕円、青、緑、白、、
様々な鉢を見ているだけでも楽しいです。
私はこんな感じを選びました。
まずは苗をほぐして、土を取り除く。
鉢にメッシュを取り付け、水捌けの石を敷く。
好みのバランスで苗を配置したら、土を入れていきます。
隙間のないように割り箸を使いながら、ぎゅっと。
土に触れるのは何時ぶりでしょうか、、
とても新鮮な気持ちになりました。
毎朝お水をやり、根詰まりを防ぐ為に定期的な植え替えも必要なんだそう。
そして完成したのがこちら。
根元に苔をちょこんと。
鉢は最近気になるくすんだグリーンにしました。
あまりマメな性格ではないのですが、
自分の手で植えると妙な愛着が湧きます。
(今のところほぼ毎朝水やりしとる!)
盆栽の世界については全くの未知ですが、
日本文化に現れる特有の感性はとても好きです。
盆栽バック(一大ブームとなったバケツ型のバック)を生んだ大好きなブランド、
SIMON MILLERのデザイナーも日本の"侘び寂び"からインスピレーションを得ているそう。
これもまた愛して止まないSAYAKADAVISも、
日本独特の"間"から着想を得ていると聞いたことがあります。
余分な装飾がなくカットが綺麗なアイテムが沢山です。
豪華な装飾で"加える"美しさとは真逆の、
"引く"ことによって生まれる間合いに美を見出す。
日本の建築や庭園がよく当てはまりますが、
この感覚がとっても好き。控えめやけど的を得とる、、
今は感覚的に、素敵!と思うだけですが、
歴史や文化を勉強すればもっと深まるんやろなぁ、、
それを知った上で旅行等々、尚楽しそう。
ひとまず、この盆栽を育ててみます。
植物を愛でる余裕のある心持ちって大切。
素敵な体験をさせていただいたのはこちら。
皆様も機会があれば、是非。