スリットの威力。
こんばんは、おりょうです。
この春購入したお気に入りのシャツをご紹介します。
UNUSEDのサイドスリットシャツです。
スタッフさんによると、昨年の物よりもスリットが大幅に深くなったそう。
品が良く、一見ベーシックに見えますが
羽織ったとき、動いたときの見え方が一癖あるのが憎いです、、
昔からスリットが大好きで、シーズン問わずよく手に取ってしまいます。
私自身背がとても小さいので、服を選ぶときに引っかかるのは
丈の長いものや印象の強い色・素材は重たくなりがちなところ。
スリットが生み出してくれる抜け感は、難しいアイテムでも全体のバランスをぐっと良くしてくれます。
ワンピースにしろ、スカートにしろ、丈が短くてあからさまなものよりも
ロング丈で動いたときに「スリットあったんや!」ぐらいのドキッと加減にときめきます。
コットン・レーヨン・シルク素材で肌触りも抜群。
カジュアル過ぎず、ラグジュアリー過ぎない生地が
このスリットの良さをより引き立たせています。
リネンだとこの動きは出ないだろうし、シルクでは落ち感がありすぎるであろうと思うと感嘆。絶妙です。
(そんなに生地に詳しい訳ではありませんが、、)
真夏もさらっと羽織りたいので、自宅で洗濯できるのも嬉しいポイント。
カラーもストライプで良く見るブルーではなく、グレーなんです。
ベーシックでありながら、他にはない所を突いてひと癖を加えてきます、、
UNUSEDのコンセプトは「観念的な枠を取り去り、解体し、存在の新たな形の追及提案」。
また、デザイナー名は非公表でメディアへの露出が極めて少ないのですが、
「古着は好きだが、ブランドをやっていく上で古着を作るつもりはまったくない」と発言しているそう。
どうりで”ありそうで今までになかった、欲しかったもの”が揃っている訳です。
奇抜でデザインが激しいものや、流行のど真ん中よりもベーシックで着心地の良いもの。
クラシックでありながらあくまでさりげなく、ひと癖加えられたもの。
カジュアル過ぎず、どこかにほんのりと女性らしさが漂う面の良いもの。
25歳を過ぎ、段々と自分らしさが分かってきて”選ぶこと”の楽しさが増して来ました。
様々な着こなしで楽しめそうなので、またコーディネート写真もアップします。